昨年、誕生日で行きました『えさき』(
→こちら)、今年も行きたいなぁと思っていたんですが、ちょうど今年は母が喜寿。ならば、と、私の誕生日(先月だったけど)と、母の喜寿(誕生日は秋だけど)を一緒に祝ってしまえと。いつか母を連れて行きたかったお店だし、ちょうどいいわとなり、もろもろ都合で夜じゃなくランチにしました。『えさき』は土曜日のみランチをやっているんです。
特にリクエストはしなかったのだけれど、今回は個室でした。しかも掘りごたつで高齢者にもちょうど良かった。
おしながきの絵がかわいい。
この帆立とトマトのカダイフ包み揚げ(左写真・右)、トマトがジューシーかつ帆立と相性良くてびっくり。
右のお造りは、ヒラメ。うっかり撮る前に食べてしまったのでご覧のとおりですが、一枚一枚厚めに切られたこの歯ごたえがもう。ぷりーっぷり。
そして、どうしても私が母に食べさせたかったのが鮎のすり流し(左)。『えさき』といえばこれ、のようなひと皿。香りが素晴らしいんですよぉ。思い出しただけでうっとりしちゃう。この鮎のすり流し、帰宅後母から「想像以上においしかった」と大感激のメールがきました。よかった。
右写真は、『烏賊とスズキと色々な野菜達作り合わせ 豆乳と野菜のソースをかけて』。野菜と豆乳、烏賊、あと、貝も入ってました。スズキがもうちょいふっくらしてればなぁと思いつつ、いずれもやさしい味と風味が喧嘩せずにうまくまとまってました。
ご飯は、鯛とクレソン。何杯でもいけそうな美味しさ。
甘いものは、『俵型のもなかに大吟醸の酒かすアイスクリームをたっぷり詰めて』。酒かすの風味もさることながら、一緒に詰められたあずきは黒砂糖であっさりめに煮てあるなどバランスが繊細。
ちなみに飲物は、有機栽培コーヒーか、日本野草のハーブティ、ということで、私はハーブティをチョイス。大葉にみょうが、ミントにモロヘイヤ、ゆずの皮。どれも生素材で渋くなく、凄く美味しかった。これ、本当に美味しかったです、二度言わせていただきました(笑)。
夜行ったことのある身としては、やっぱり夜のほうがいいなぁとは思いましたけれどもね。なんていうんだろうか、短編も面白いけど、やっぱり桐野夏生は長編だよね、のような(笑)。どこのお店もそうかもしれませんが、ランチはドラマがちょっと物足りない。抑揚が。意外な展開が。
に、しても。この内容でかなりお値打ちなランチ価格はさすがって思います。そういうところも『えさき』は大好き。良いお祝いの席となりました。同時に、家族が健康で美味しいご飯をともにいただく、というありがたみを痛感。ごちそうさまでした。
というわけで、私は案の定、毎日オリンピックで寝不足。水泳陣は、世代交代がうまくいっている感じでいいですね~。サッカーも、もっと若い彼らにがんばってほしいな、今日はまあまあがんばったけども。
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©Kirei no Honne