ブルーベル・ジャパン発表会①(ランバン、ヴァンクリ、ほか)は
こちら、
発表会②(ドルガバ、グッチ、ck)は
こちら、
発表会③(アニック グタール、ラルチザンほか)は
こちらを、
発表会④(ニュクス、バーツビーズ)は
こちらをどうぞ。
ブルーベル・ジャパン発表会、ラストはクロエとブルガリ。
まずはクロエ。
クロエ ラブストーリー オードトワレ 30ml ¥7,700+TAX、50ml ¥10,400+TAX、75ml ¥12,800+TAX 2016年3月2日発売(2月17日一部店舗にて先行発売)。
香調は、フレッシュ フローラル。
以前ご紹介したことのあるラブストーリーのオードトワレで、よりフレッシュな使い心地。前作のオードパルファムで恋がはじまり、今回の香りは恋をはぐくむ、というのがテーマだそう。
キーノートは、オレンジブロッサム、ナスタチウム、スモモ。透明感があるのに、どこか気になる、とおりすぎてしまうには惜しいようなイメージはラブストーリーらしくて相変わらず素敵です。
パッケージも前回と違って少しピンクがかっていてかわいいです。
そして大ラスはブルガリ。私の星座、蟹座の2016年ラッキーフレグランスです。
いつものようにゴージャスなブルガリの間。美しくパワフルな花々に圧倒されます。
商品はこちら。オムニア パライバ オードトワレ 40ml ¥8,200+TAX、65ml ¥10,600+TAX 2016年2月17日発売(2月10日一部ブルガリショップにて先行発売)。
宝石をイメージした香りのシリーズ、今回はパライバ トルマリン。1987年、ブラジルで発見された石で、残念ながら現在はほとんど採れないのだとか。採掘された当時、あまりに彩度が高いために、人工的に操作されたものだと考えられたほどだったそうです(こちら、ぜひ検索してみてください。本当に色が素晴らしい宝石なんですよ)。
香調は、フローラル・フルーティ。
トップノートは、キュラソー産ビターオレンジ、パッションフルーツ。
ハートノートは、パッションフラワー、ブラジリアンガーデニア。
ドライダウンノートは、ココアビーンズ、ベチバーエッセンス。
実に華やかで煌びやか、神秘的でエキゾチックな、大人のトロピカル。ビーチや太陽、海などを連想させるのに、はしゃいだ印象はなく、ゆっくりと海辺を眺めるような、落ち着いた時間を想像できます。
それになんだかふわっと、なめらかな包容力があるなと思うのは、やっぱりガーデニアがいい味を出しているのかなと。個人的にも大好きなガーデニアですが、資料によると、このブラジリアンガーデニアは、ヨーロッパ産よりもふくよかでクリーミーなんだそう。なるほど納得。
もちろん調香師はアルベルト・モリヤス。官能的でありつつも、どこかすっきりとクールな、格好いいニュアンスもあるのはさすがだなあと思います。これだけ自然を感じさせつつも、ブラッシュアップの方向性が都会的なんですよね。ビルでもいける。夏じゃなくても使いたいトロピカル。
もちろんジュエル・チャームもあります(右)。25ml ¥6,200+TAX。発売日は同じ。
シャワーオイルやボディミルク、ソープもあります。
おみやげにいただいたブルガリの限定チョコ。パッケージも和紙と、フィレンツェのパピーロ紙を使っているという凝ったもの。素敵すぎ。
というわけで。長らくのおつきあいありがとうございました、ブルーベルのリポート以上で終了です。みなさんもぜひ店頭で、香りを要チェックしてみてくださいませ。香りって本当に、文字や画像や、映像を駆使しても、“匂い”ですからね、実際に香ってみないことにはわかりません。自分の気分を、どこへでもつれていってくれるフレグランスは、本当に楽しいですから。(c)Kirei no Honne