昨夜テレビで遅ればせながら映画『悪人』を鑑賞。最も悪人であるはずの殺人犯を主人公と見せかけ狂言回しに据え、平凡に生きる人々の中に潜む“悪”を描き出すという設定構成がなんとも効いていて素晴らしかった。でもこれ、九州弁じゃなく標準語だったらきっと、登場人物たちのあの孤独感、地方の閉塞感などが伝わらずに、薄っぺらで凄くつまらないものになっていただろうなぁと。それに、説明的になったとたんにああいう世界観はしらけてしまいますからね。人物像は特に、ムードが肝要。
※以下お写真、クリックで大きくなります。
写真左から、プレシャスブライト セラム 40ml ¥10,500、ローション 150ml ¥7,350
さて。
本日ご紹介したいコスメは、カバーマークのプレシャスブライト。実はこちら、昨年に発売された商品なのですが、ここにきてじわじわと、私の中でお気に入り度がアップしています。
肌色の美しさを決定する明度、彩度、色相に着目した“美肌色”を形成するスキンケア。具体的には、美白効果で明度を、抗糖化で黄ぐすみ(色相)、モイスチャーピーリングで角質肥厚(彩度、明度)を、ハリ強化で光の肌表面反射を改善するというのが狙い。
私はこの中でも特に、モイスチャーピーリングとハリで効果を実感しました。ぴんと張った肌はお粉もチークもするするとのびてボカしやすいし、顔の立体感が出てフェイスラインも引き締まって見え「やせた?」と鏡の中の自分を自画自賛(笑)、さらには、角質肥厚で硬くなった肌がつるんと艶やかで、くすみが軽減したのか頬の色がナチュラルピンクで上機嫌です。
使用感は、さらさら液状で浸透の早い化粧水(右)、ミルク状でしっかり潤う美容液(左)、そして、
プレシャスブライト クリーム 30g ¥10,500
こちらのクリームは、一見濃厚なしっかりと硬さと存在感があるのに、肌にのばすとふっとなめらかに変化してみるみる浸透。イメージとしましては、上質の生キャラメルが口に入れたとたんにみるみるとろけていくような素早さとなめらかさです。この感触、何度つけてもちょっとわくわくします。
カバーマークはご存じベースメイクで有名ですが、スキンケアも優秀なものが多く、ハイドロインテンシィブ ローションやトリートメント クレンジング ミルクなど、私も好きなものがたくさん。しかも長く付き合っていきたくなるようなやさしさと効果なので、なんといいますか、奇をてらってなくてとても誠実なんです。
こちらの3品ももちろん誠実。こつこつ使っていると、今日のお天気のように晴れやかなフェイスに出会えて気分がいいですよ。
(c)tw1994