前回アップしたイプサの翌日に、アップしようと思ったのですがあまりにへとへとだったので、本日のアップになりました。今シーズン、どのメーカーさんも趣向を凝らした内容でとにかく写真の整理だけでも大変。でも、昨夜の『金スマ』長谷部選手に癒されまして本日復活です(笑)。『心を整える。』って65万部も売れているそうですね。『もしドラ』人気にあやかったわかりやすい自己啓発本仕立ては、さすが幻冬舎という仕掛けでしょうか。また長谷部選手というセレクトも素晴らしい。これ、本田くんだとちょっと鼻についちゃいますよね(笑)。大好きですけども。
※以下お写真もクリックで大きくなります(一部のぞく)。
さて。お話それてしまいましたが、発表会リポートです。
木曜日、カバーマークの発表会に出かけました。場所は銀座にあるピアスグループ銀座オフィス。深い紫がかったパッケージに合わせたパープルコーディネイトが綺麗。蘭の一種、バンダの紫も本当に美しかったです。
さてさて。今回お披露目になったのはフローレス フィットというファンデーション。肌本来が持つツヤ、細かいキメ、みずみずしさをリアルに再現したパクトタイプのファンデーションです。全8色で、この見た目よりも、肌にのせるともう少し明るく発色します。
こちら、一見固形なのですが実はスポンジに取るとクリーム状に変化するタイプ。まっさらなテスターを指でさっとなぞってみますと、なぞった部分がツヤツヤのクリーム状になっているのがおわかりいただけるかと思います。
ちょっと専門的なお話しをしますと、“生肌(きはだ)ヴェール”という三層構造になる新しい皮膜技術で、カバーしつつも美肌独特の光の反射を再現。中でも多層構造粉体をコーティングしてるスキンリフレクションオイルは、高い屈折率により美しい人肌と同じツヤ感を出しつつ、光の波長をコントロールし、白浮きや厚ぼったさの原因となる酸化チタン(顔料)の過剰な光の反射までも解消します。
こちらの上のほうの写真、左端が、そのスキンリフレクションオイルを入れた容器。ほかの2本に比べると、遙かに屈折率が高いのがわかります。もちろん容器はいずれも同じ物です、これ凄い。
また、メルティングマトリックス処方によって、メイクしたての美しさを1日キープ。その実験写真が下の2枚なのですが、まずこの固形状のファンデをヘラで捏ねるとみるみるこのようなゆるいクリーム状に(左)。時間が経つと(肌にのばすと)、揮発性成分が蒸発して肌に密着、柔軟性とストレッチ性に優れた被膜となります。その少し時間が経った状態が右の写真。ゆるいとろとろのほぼ液状が、とろん、と、トルコアイスのように変化しているのがわかります。
「凄ぉい」とあれこれ技術に感心しつつ、とはいえ実際使ったらどうなのかしらと、例によって説明されるほどに訝る私……でしたが。本当に素敵な仕上がりと持ちに感激。
この左下の写真のとおり、スポンジに取ると上質な、とてののびが良いクリーム状になり塗りやすく、黒板を消しているようにさーっと、シミやくすみなどがカバーされて見えなくなります。それでいて皮膚感が濃くないというか、重くないというか。とても自然なツヤがあるのでカバーしつつもわざとらしさがありません。
そして時間が経ってくると、この右下のとろんとした質感が威力を発揮します。たとえて言うなら、自分の身体にぴったり合った綿素材のシャツを着たとして。腕を上げたり下げたりするだけでも、余裕がないからびりっと、いくと思います。これがストレッチ素材であれば、身体の動きに合わせて伸びたり縮んだり、袖がずり上がっても簡単に元の位置に戻せます。これがお肌の上で起こっているような感じです。ストレッチ素材のファンデが肌にフィットし、笑っても時間が経っても、シワの部分がパキッとひび割れたり、色味がヨレたりなど、そういうことがありません。素材の動きに適度な“遊び”があるため、目元が夕方気になるようだったら、塗り足さなくても、指の腹で少しとんとんとなじませるだけで肌表面がつるっと元通りに補正されてしまいます。
クリーム状にゆるめて塗布しやすくさせ、肌の上でストレッチ状にキープ。言うと簡単なのですが、この頃合いが絶妙なのです。ちなみに私は、何度か申し上げているとおりにノーファンデ派なのですが、こちらで久々にファンデ復活の兆し。個人的な好みで言うと、スポンジより指のほうが仕上がりパーフェクトかしらと。特に目元など、ファンデ以上コンシーラー未満なクマ隠しにもとてもよろしいかと思います。大きい毛穴には少量塗布がおすすめ。とにかくは大人に大重宝なのは間違いありません。夏場の活躍にも期待大。ちなみに商品名のフローレス(flawless)は“傷のない、完璧な”という意味です。
SPF35 PA+++、全8色各7,350円、リフィル各5,250円、9月16日発売。
もうひとつの新製品は、このフローレス フィットのために開発された仕上げパウダー、シアー パウダー。カバーマーク独自の3種類のパウダーを配合し、フローレス フィットの仕上がりをさらに磨き上げ、自然なツヤ肌に。
3種のパウダーのうち、カラーフロップパウダーについての実験&説明がこちら。このパウダーは、正面から見るとシルバーの光が際だち、斜めからだと自然な肌色が目にはいるという特殊な偏光パウダーです。左写真の筒に塗ったものが一番わかりやすいかと思うのですが、人形に塗ると(右)、このようにTゾーンや頬などは明るく、輪郭などフェイスライン部分は影をつくるので、顔の曲線に沿って自然な立体感が生まれます。このパウダーはかなりギラギラしているのですが、配合の加減がお見事なので、右端写真のように手の甲にさっと塗ってみると、とても透明感がありナチュラル。ちょっとこれはわかりやすいよう量が多めで白いですが、なじませるとクリアで、笑ったときの頬がふわりと煌めいて美しいです。「小顔パウダー」とPRさんがおっしゃっていたのも納得の立体感と、透明のゼリーがかかっているスウィーツのように、ツヤと透明感に奥行きが出てうっとりしますよ。
5,250円、9月16日発売。
各テーブルには、おすすめ下地とスキンケアも。この下地は、以前このブログでもご紹介したわたくし大好きの
モイスチュア クリア ベース。スキンケアもお気に入りのプレシャスブライト。プレシャスブライトはまたいずれじっくりとご紹介したいと思います。
ふるまわれたドリンクも、同グループ、ヴェーダヴィの
ジンジャー、
ハイビスカス。私はハイビスカスを選びましたが、いついただいても美味しくて綺麗な色がたまりませんね。
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