昨夜のアップに引き続き、沖縄県産品プレス展示会の様子をご報告。本日は後編の【食べもの編】です。
※写真はいずれも、クリックで少し大きくなったり凄く大きくなったりします。
まずこちら、黒糖生姜ココア。沖縄産加工黒糖を使用しているとのことだけれど、黒糖、生姜、ココア、って合うんだろうかと訝る私と同行者Y嬢。ひねりすぎた不思議な味だったら……と、どきどきして飲むと。「美味しい!」、びっくりする私たち(笑)。香ばしいココアの香りとコク、じんとくる生姜の辛みと風味、丸い黒糖の甘さ。いずれの味もちゃんとするのに喧嘩してません。家に帰ってお湯で溶いて毎日飲んでいますが、牛乳や豆乳でもいいみたい。パッケージ裏にそのあたり情報が満載なので、じっくり読んでみてください。こちらお手ごろ価格の225g 525円。
次は、三越銀座店の12階にある琉球料理 御茶屋御殿(うちゃやうどぅん)。こちらは9月にオープンしたばかりの宮廷料理のレストラン。店名の由来は、首里城の東にあった王家の別邸が東苑と呼ばれた“御茶屋御殿(うちゃやうどぅん)”で、ここで中国からの使者たちを贅を尽くした宮廷料理でもてなしたのだそう。この日は、このお店の方々がお料理の試食をさせて下さいました。それがこの2品。写真左の小鉢 どぅるわかしーと、右写真の御飯 セーファン。
どるぅわかしーは、里芋の一種、田芋と、豚肉、かまぼこなどを練り上げたもので、ねっとり&むっちりしたコシのある粘り気が。品がある薄味も素敵で、クセになる一品でした。セーファンもあっさりした味付け。上品なお出汁のお茶漬けのようなもので、素朴で体にやさしい感じがうれしい。
琉球料理、宮廷料理と聞くとなんだか敷居が高いように思うけれど、忘年会、新年会のプランもなかなか良さそう。たとえば『年忘れ御膳』は全10品にオリオンビール(生)またはソフトドリンクが1杯サービスで3,990円(税込)。ヘルシーなメニューが多いので、まさに大人向きでは。とにかく私は、どぅるわかしーがもう一度食べたいです(笑)。
こちらはサン食品の沖縄そばとソーキそば。そしてウコンゼリー。
まずはおそば。沖縄そば(赤)と、生麺ソーキそばを試食。ふたつ作って家で食べたのだけれど、美味しくて終始無言、集中して黙々と食べてしまいました(笑)。いずれももっちりした平打ち面に、鰹節と豚のあさりしつつも深みのあるスープで、つるつると、しつこくなく、もちろんスープ最後の一滴まで飲み干せる満足感。男子ならば2人前は軽くぺろりだと思います。写真はソーキそばのほうで、別途温めるレトルトのソーキがほろほろと、ぷりぷりと。こちらも絶対また食べたいです。イトーヨーカドーでの販売実績NO1で、年間10万食も出ているそうです。
そしてもうひとつのウコンゼリーは女子の味方。ウコンの香りは確かにするけれども基本は普通のパイン味で甘くて美味しい。なんといっても、たとえば急に飲み会に出席、なんていうときや、みんなに合わせていたら今日は飲むピッチがちょっと早くなっちゃったーという緊急事態に、こちらがバッグにひとつ入っていれば、水もいらないし、つるんといただけます。ドリンクタイプのウコンをごくごく飲む女子に引く男子も多いはずだから、これならちゅうちゅうつるつる食べられてむしろ可愛いなんて。可愛さを極めるなら“ウコン”の文字を指で隠すのをお忘れなく(笑)。
ひろし屋のお豆腐も美味しかった! ジーマーミ豆腐 やわらかタイプ、ゆし豆腐、島豆腐の3つを食べてみました。
お豆腐というより“ぎっしりでなめらかな大豆”という感じのこちらの島豆腐は、いつものお豆腐を食べる感覚で食べるとお腹がいっぱいに(笑)。なので、小鉢に数きれで生姜醤油、これだけれかなり立派なひと品です。ゆし豆腐は、ほろっほろの素朴な味。温めて、お塩をちょっと入れるだけで十分美味しい。これからの季節にぴったりです。そしてジーマーミ豆腐は、とぅるんとぅるんとコシのある喉ごしでピーナツの味が濃い! ひとくちごとににっこにこで、食べ終わるのが悲しかったです(笑)。
こちらはY嬢が飛びついたブルーシールのアイス。なんでも、沖縄ではこちら相当に有名だそうですね。チョコレートやストロベリーなどはもちろん、紅イモやサトウキビなど、沖縄県産の食物を使った味もあって、30種あまりの中から選ぶのがまた楽しい。ちょっと写真では切れてしまったのだけれど、この日はクリスマス用のアイスケーキの展示などもありました。
当日アイスの試食もさせてもらったけれども、もちろん美味しかったです。60年以上も愛されているのも頷ける飽きのこない味でした。
さて。ラストはこちら。お菓子のマルシェの塩ロール。しっとりした生地と甘じょっぱいクリームが、一度食べたらちょっと忘れられない! 塩味スウィーツは今やたくさんあるけれども、こちらのロールケーキは格別ではと。絶妙な塩加減もさることながら、ケーキのしっとり感がたまらない~。こちらのお店の安慶名(あげな)さんに秘密を聞いてみたところ、たっぷりのサワークリームを使っているのだそう。原材料の欄を見てみると、『卵、サワークリーム、クリーム(乳)、砂糖、小麦粉……』と、その使用量の多さがわかります。
こちらはHPを見ると『231円~』となっています。詳細はお問い合わせを。
「あー楽しかった」と、会場を回り尽くして休憩ブースに辿り着いた頃には、さすがにお腹いっぱいという感じだったのだけれど、さんぴん茶をいただきながら出されたお菓子をまた頬張る私とY嬢。いつか彼女のように、私も沖縄に旅行に行きたいなと思いました。これだけ美味しいものや素敵なコスメ、そしてなにより皆さん良い人たちばかりでうれしい。
昨日と今日、ご紹介した品々は、わしたショップや各社ネットの通販などで買える模様。HPなどもあるので、それでもわからないものは直接電話で問い合わせてみるのもいいかもです。
以上、長々最後まで読んでくださりありがとうございました。ではまた明日。
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