キレイの本音



ニコール・キッドマン

f0221398_18143351.jpg 「完璧」という言葉の意味をちゃんと理解したのは、ニコール・キッドマンを見たときだったと思う。かれこれ17、18年も前のこと。『遙かなる大地へ』という映画で監督のロン・ハワード、夫であり共演者のトム・クルーズとともに来日した際、記者会見に出かけた。
 当時、夫妻が新婚だったというのもあってか、記者や報道カメラマンなどで会場はぎっしり。質疑応答のあとに写真撮影の時間がもうけられたのだが、映画専門誌でもなかった私は、カメラマンを帯同するのでなく、自ら会社のEOSを片手に、うまく撮れれば小さくでも掲載ができるかもという一縷の望みにかけて、前へ前へとぐいぐい進んだ。けれど、さすが注目カップルの来日だけあり、新聞報道関係のカメラマンさんたちもかなりいっぱい。当たり前だが、彼らの勢いはすさまじく、ひよっこ編集者の私など、はじき飛ばされてしまう。
 と。はじき飛ばされた結果、壇上にいる彼らの目の前に、ぽん、と、一瞬、出ることができた。ちょうど通勤ラッシュで、ぽん、とホームに押し出されたあの感じである。
 ここからの私の記憶はまさにスローモーション。
 今では考えられないような金ぴか金屏風の前に立つスター夫婦を見上げると、監督をはさんでトムとニコール。トムはすごい白い歯で笑っていて、ああいい人そうだなかっこいいなあリッチなんだろうなぁと、隣の隣にいるニコールに目を移す。うしろの金屏風に負けないくらいキラキラしたブロンドのソバージュで、真っ白なお洋服、真っ白なお肌、宝石みたいに青く光る瞳。すごい。実物大フランス人形。足下をちらりと見ると、スリッパくらいぺったんこな靴。なのにこの腰の高さはあり得ない。スタイルがよすぎる。なんだろうこのいい香り。香水なにつけてるんだろう。
 たぶん、この間2、3秒くらいだった(笑)。
 スターってなんかすごいオーラを持っているものだけれど。ニコール・キッドマンはその中でも格別にパーフェクトだったように思う、私の金ぴかの思い出です。
                                      (c)tw1994

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by kireinohonne | 2010-04-07 13:06 | ハリウッドな昔話
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