キレイの本音



レオナルド・ディカプリオ

f0221398_22482548.jpg かつて某情報誌の編集者をしていた頃、映画ページ担当だった私は、ときどきハリウッドスターの取材や会見で、生の彼らを見る機会があった。その一番の思い出が、レオナルド・ディカプリオだ。
 彼は当時、『ギルバート・グレイプ』という作品でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたシンデレラボーイ。来日するとの情報を得、なにがなんでもインタビュー記事をつくろうと奔走した。配給会社の方に懇願し、まだ字幕もついていない届きたての試写を見せてもらったり、映画専門誌でもないのに、「まだ認知度が低い俳優なんて」という上司も説得。なにせ、公式サイトもツイッターもないような時代である。あれこれ、大変だったのだ。
 そうして迎えた当日、目にした彼は、数々の苦労も一瞬で吹き飛ぶような、見上げるほどひょろりと長身の、美しい19歳の青年だった。はしゃぐ気持ちをぐっと堪えて、楚々としてライターさんとインタビューを遂行する。写真撮影中、「これ、目立つかな?」としきり顎にできた小さなニキビを気にしがらも、次々といろんなポーズをとってくれる誠実な彼にすっかりスタッフ一同メロメロ。「でも女性ってみんな、もっとマッチョな男性が好きなんでしょ?」、「いや、そんなことは絶対にないですっ」。かぶりを振りながら通訳さんに「訳して訳して」という私たちの一幕にも、はにかむ若き日のスター。
 今の貫禄ぶりにときどきびっくりもするけれど、先日『シャッター アイランド』で来日した際のインタビューをwebやテレビで見るにつけ、お芝居に対するあの姿勢は、今も昔もやっぱり変わらず、素敵だなあと思うのである。(c)tw1994
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by kireinohonne | 2010-03-18 22:14 | ハリウッドな昔話
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