キレイの本音



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というわけで『セッション』。ぜひ、これを読まずにまずは劇場で観ていただきたいです

 本日1本目はこちらそどうぞ



 まず、書いておきながらなんですけれども、これは映画を観た後にできたら読んでいただけたらなぁと思います。

 というわけで行ってきました『セッション』。すんごいおもしろかったです。ここまで心が震えっぱなしの作品は久しぶり。
 有名音大に通いジャズドラマーを目指す青年が、猛烈な鬼教師の指導のもと、腕を上げ、大人になっていくさまを描いた、ただそれだけのお話です。なんですけれども! この鬼教師がまあおっかないんだ。怒鳴り散らし悪態をつき椅子を放り投げてビンタもかます。『愛と青春の旅立ち』にお話の構造としては似ていますね。ちょうど先生もスキンヘッドだしね(笑)。
 ただ違うのは、『愛と~』にくらべると設定がいちいちイマドキで妙にリアルなんです。そんなにドリームドリームしていない。
 リチャード・ギア演じる主人公のザックもダメ男くんから見事に成長してパイロットになりますが、ザックはご存じ昔ながらの、一匹オオカミのいい男風を気取ったただの気の小さい男です。かたやこの『セッション』の主人公、ニーマン君は、非常に内向的で親にも気を使うほど優しいといえば優しい、気が弱いと言えば弱い青年。そして気が弱くビクビクしているわりには、おだてにのりやすくてすぐ有頂天になり気が緩んでしまいへまをする。鬼教師フレッチャー先生に怒鳴られたりすれば、だまったまま項垂れて、つつーっと涙を流します。私の世代的には「え?」ですが(笑)、これも激しくイマドキ。設定とそれを表現するエピソードがいい感じなんです。
 それで一体、その青年を、どう成長させるのかしらって思いながら観ていましたが、フレッチャー先生の、厳しさもさることながら、かなり意図的にニーマン君を奮起させているあたりの描き方が良かった。意図的でありそうでもなさそうで。そういう、ニーマン君から見たらそう見えるんであろう気まぐれで曖昧に見える先生の態度、というふうに観せている。でもこれ、すべてとは言いませんが、どう考えても意図的ですからね。大人が観ればそう思います(少なくともすれた私は)。でも若い頃観たらもっと先生が気まぐれに見えたかもしれない。そういうあたりもパーフェクトです。
 ニーマン君は、おだてにのっては気が緩み奈落の底に突き落とされる、の繰り返し。自分でそれを、なかなかコントロールできません、自覚もない。そのたびに先生は、絶妙なタイミングでけつを叩き続けます。それが一番顕著なのが、やっぱりあの、ラストの演奏直前の「俺を舐めるな」というようなひと言ですね。なぜわざわざここで、というタイミングでニーマン君に言うんだもの。フレッチャー先生最後の愛の鞭。
 そのまま伝説になるであろうあのラスト9分19秒の壮絶な演奏シーンで、そのレッスンは終わりを告げます。宣言どおり、ニーマン君は先生を演奏によって従わせた。そのときの先生の、あの満足そうな顔。思い出すだけでも泣けてきます(笑)。でかしたぞ坊主。よくやったと。気分はすっかりフレッチャーで最後は私、号泣でした。
 結局女の子とは結ばれないし、優しい(甘い)だけでまったく息子を理解していない父親とか、その女の子との初デートで「いい曲がかかるから」とかなりイケてない食堂みたいなお店に連れてっちゃったりするニーマン君のダメ男君ぶり(自分のことしか考えてないとも言う)などなど。ともかく本筋以外の細かい描写もすべて見逃せず、106分の1秒も無駄のない作品を、たった28歳(当時)の監督がたった19日間で撮ったという事実にただただ敬服。映画ってやっぱりいいなとシンプルに思えた作品。唯一気になるのが『狂気のレッスン』とかやたらと『狂気』を連呼しているPR方法ですね。これ違うと思うんだけどなぁ。みなさんはどう思いましたでしょうか。(c)Kirei no Honne
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by kireinohonne | 2015-04-28 00:23 | 映画・ドラマなど

札幌の大好きなレストラン、モリエールと、大きな本屋さんコーチャンフォー、そして映画『セッション』!

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 久しぶりの更新です。ちょっと忙しいのです。

 先週夫の実家に帰省し、以前も訪れた三ツ星レストラン、モリエールに再び行ってきましたよ。前回はカスベのひと皿に感激しましたが、今回はアミューズで出てきたふきのとうのフリットですね。んー。思い出しただけでも幸せの味。
 ワインもね、またまた素敵なのを出していただきまして。たいして詳しくもないのに「なにか個性的なものを」という私たちのお願いに嫌な顔ひとつせず、むしろ楽しそうに選んでくださる。恭しい雰囲気のお店も私嫌いじゃないんですが、このお店のように、こちらを存分にリラックスさせてくれるようなお店も大好き。というわけでまた行こうと夫と決意して帰ってきたのでした。モリエールに行ったあとの帰り道がまたね、楽しいんです。あれがよかったこれが良かったとかね。そういう時間も含めて三ツ星なのでしょうね。





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 今回はもうひとつどうしても行きたいところが。コーチャンフォーっていう巨大な本屋さん。最近東京にもできたみたいだけど、まずは本拠地北海道と思って。
 HPなど見て想像はしていたけれど、まるでジャスコかホームセンターかというくらいに大きいです。日曜日に行ったのですが、駐車場もほぼいっぱい。本だけでなくCDやDVD、文具もあり、時間がいくらあっても足りない、というくらいに面白かった。



 というわけで、なぜか札幌で映画も観てきました。『セッション』。夫と行きたかったので、せーの、で休めるこの札幌にいる間にと思って。
『セッション』は、あちこちで評判を聞いていて、気にはなっていたんですけれどもね、私の仲良し友人シナリオライターのKちゃんが、「数年に一本あるかないかの作品」と絶賛していて、これはもう行かねばというわけで観てきました。そして確かに面白かった! もうね、みなさんにぜひ観ていただきたいです。(c)Kirei no Honne
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by kireinohonne | 2015-04-27 22:50 | 日常、その他

e+さんに遊びに行ってきました&同窓会のフルコースな夜

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 昨夜、e+の橋本社長のところへ遊びに行ってきました。橋本さんは、出版社時代の私の元上司。もう20年以上前にお世話になったのに、橋本さんほか、当時の編集部の人たちとはいまだに交流があります。わずか3年一緒に働いただけなのに、これだけ長いおつきあいになるとは思いもよらなかった。密度の濃い年月だったんだなぁとしみじみ。

 橋本さんは本当に昔からぜんぜんかわらずのオープンマインドな方で、今年から恵比寿ガーデンプレイスに引っ越したという新しいオフィスに「遊びにおいでよ」と実に気さくに誘ってくださったので、ふたつ返事で行ってきました。広い広いオフィスでホントにびっくりですよもう。こんな気軽に来ちゃってよかったのかしらっていう(笑)。

 昔話もしつつ、橋本さんのお仕事の話もまた楽しかった。もちろん楽しすぎてここでは秘密ですが(笑)、昔から、行動力がすごいんですよね本当に。

 ちなみに最近、私がはまったのは『チラシミュージアム』ですね。これ、見たことのある人はおわかりかと思いますが、眺めているだけでもすごい時間が経っちゃう。ともかく楽しい。このアイディアはさすがです。日本のチラシ文化、特にこういうアート系のは完成度が高いですからね。これだけまとめて見られるっていうだけでも凄いです。

 橋本さんは50歳でこのe+を起業したんだよなぁと思うと、私なぞまだまだひよっこもいいところだわがんばらなくちゃと、勇気をかなりもらってまいりましたよ。いつも橋本さんと会うと、ものすごい前向きになれちゃう。






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 というわけで。
 実はその元編集部の同窓会が昨日あり、橋本さんは来たかったのだけれどお時間かなわず残念、私だけ恵比寿をあとにして渋谷へ。

 飲みました。
 もう話がつきないしね。本当に楽しかった。
 おかげで本日若干二日酔いです。でも朝からがんばって働いた。当たり前か(笑)。(c)Kirei no Honne
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by kireinohonne | 2015-04-09 18:43 | 日常、その他

『フォックスキャッチャー』観てきました。ちょっと残念だったかなー

 というわけで、ウビクエ&ランチのあとは映画です。


 気になってたので観てきました。有楽町は今週金曜までの上映っていうことで滑り込み。
 ちょっとでも、期待が大きかったかなぁと消化不良な感じです。個人的には。
 緊張感がまるでないんだもの。マークは富豪デュポンの申し出をなぜ受けちゃったのかしらっていうのが2時間続きました。
 だってもう出会い頭から「一目散に逃げろ」なタイプです、このデュポンという男。私ならそうします。多くを与えてくる人はそれ以上に多くのものをいつか必ず望んでくる。これはもうお約束です。大富豪だからこういうことができるんだろうとか、マークも逼迫してるしな、とか、そういう問題じゃないし、そこのところもあまり上手に描かれていない感じがしました。
 それに、このキャラクターは見るからにくせ者ですからね、じわじわっていうんじゃない。ああまずいなっていうのがすぐにわかっちゃう。デュポンのように繋がりに飢えた男性の、育ちがよくお金持ちだからこその孤独感とか、相手にぶちきれてしまう前に、お金で解決(懐柔)できてしまうあたりとか、だからこそたまったものが殺人へつながってしまったという。やはり想像の範疇を超えたものは観られなかった気がしました。私がすれてるからかな?(笑)
 ともかく登場人物の誰にも感情移入できないまま終わったのは残念だった。面白い面白くないで言えば若干「面白い」に針は傾くし、ああきっとこれ監督さんとか役者さんは凄く楽しかっただろうなっていうのは、かなり伝わってくる作品ではありましたが。





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 見終えて思い出したのは、『あるスキャンダルの覚え書き』ですね。懐柔ものだとこちらのほうがぞくっときます。
 原作も持っていますが、本も映画も面白い。ラストは圧倒的に原作の方が好きですが、映画は映画でうまくまとまっていて面白かった。(c)Kirei no Honne
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by kireinohonne | 2015-04-01 22:36 | 映画・ドラマなど

ウビクエ リピしてきた! お約束のチャヤマクロビも

 先日お呼ばれで行ったウビクエさんにすっかりはまってしまって、今日リピしてきました。実はもっと早くに行きたかったんだけど、なかなか時間がとれなくて。


 前回ウビクエさんに行ったあと、毛穴だけでなく、顔全体のくすみがとれたのはもちろん、スキンケアがぐっと楽になったのがホントに嬉しくて。ターンオーバーの乱れが整って、古くなった角質もとれたおかげで、化粧水や美容液の浸透がものすごい良くなり、結果的に少しの量でも乾燥しなくなった、という感じ。この身軽さ、肌の艶やかさはもうね、クセになります。

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 ちなみにスタッフさんの話だと、この施術に使われているAHA配合の特殊ジェルを塗ってしばらくすると、毛穴の中から汚れが浮き出てくるのだそう。拡大鏡で見てもわからなかったような細かい毛穴汚れも浮いてくるのだそうで、そういうケアが顔全体のくすみの解消にもなってるのかなと思います。だってもう、顎までつるぴかだもの。

 私のように、取材や体験をきっかけにリピーターになる、という業界の方々も少なくないとの噂。わかります。結果がしっかり出ますからね。





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 というわけで帰りはお約束の、シャンテ内にあるチャヤマクロビでお昼。玄米大好きです。




 さらにこのあと、映画『フォックスキャッチャー』を観てきました。休日フルコース(笑)。(c)Kirei no Honne
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by kireinohonne | 2015-04-01 22:34 | エステetc. お出かけ美容


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