先日、ザ・キャピトルホテル 東急の14階にあるスパ、カージュラジャ ティアドに体験取材にお出かけ。カージュラジャは以前、二子玉川のお店にも行ったことがあるのだけれども、東洋医学と、欧米の先端医学に基づくメソッドの両方を取り入れていて、お肌がキレイになるだけではなくて、日本人になじみやすい心地よさとリラックス感。さらにこのティアドはスパも堪能できるとあって、施術前から否が応でも期待が膨らみます。
※お写真クリックで大きくなります(以下同)。
まずこちら、梅と鶯を透かし彫りにしたエントランスドア(写真・左)を抜けると、東京とは思えない見事な木々の借景が眼下に広がるラウンジ(中央)。こちらのお隣は日枝神社で、神社にある天井画の草花がこのサロンのデザインモチーフともなっているそう。
ラウンジのシャンデリアやスタンド(右)などの美しい照明たちはオランダのブランドファンエグモンド社製。和モダンなサロンの雰囲気に合っていました。

エントランスを入ってすぐの壁と、レセプションカウンターにあるキャビネットは同じ梅の柄。よく見るとところどころが刺繍です。

ラウンジの奥にはカウンセリングルーム。額に入れてある帯がまた見事。豪華でありつつとても落ち着いた雰囲気もあるお部屋で、もちろんここからも神社の豊かな緑が臨めます。

男性利用客が多いというこのホテルにふわさしく、メンズスパメニューや、1室だけプライベートなバーバーも。上写真がそのバーバー。ヘアカットやシェービング、眉、ヘッドマッサージとメニュー内容も充実。
飾られた絵は近くで見ると和紙に描かれた墨のアートで、うかがいましたら紙舗 直(しほなお)社の坂本直氏によるものだそうです。これ素敵でした。

ちなみにこちらは木蓮の壁紙のメンズのお部屋。サウナもついています。
さて。いよいよここからは施術のお話です。この日私が体験したのは90分のオープニング特別メニュー(3月まで予定)、ティアドスタイル フェイシャル&ボディというコースで、90分の内訳は希望次第でカスタマイズOK。ボディの内容は東洋医学に基づくスイナマッサージということで、大人の私はボディの時間をたっぷりめでお願いしました。

まず、トリートメントの前にヴァイタルスパで体を温めてリラックス。タラソテラピーで医学的効果が立証されているという、人の体液に近い濃度の塩風呂と(左3枚)、マイナスイオン溢れる低温ミストサウナ(右下)で血行・代謝を促進します。
お風呂はとても広くて明かりも控えめです。お湯につかると、とても温かいのに温度計を見ると40℃そこそこ。「43℃はあるな」という感じだったのでこれにはびっくりしました。お肌がつるつるになったり、温度が温かく感じたりするのもこちらのヴァイタルスパならではなのだそう。確かに実際は40℃なので長く入っていてものぼせにくく、じんわりとゆっくり汗をかくような温まり方で本当にリラックスできました。わたくしこの時点ですでにかなり満足(笑)。花の透かし彫りの明かりが湯船にゆらゆらと浮かんだりしてまた優雅なんです。いつまでも入っていたかった。
このヴァイタルスパの時間はコースの90分外。このコースに限らず、トリートメントメニューを受ける人は、このスパでくつろぐよう予約の1時間前に来るのを勧められるそうです。

お風呂から上がってバスローブに着替えたら、リラクゼーションエリアに向かいます。それぞれ昼の月(上写真2枚)、夜の月(下写真2枚)がテーマ。明るさや壁紙の色合いも明暗コーディネイトされていて、ドリンクなども自由にいただけます。

私は“昼の月”を選びました。温まった体から気持ちよい汗をにじませ日枝神社の緑を眺めていると、本日担当の小中澤さんが迎えに来てくれました。

案内された女性用のお部屋。桐の壁紙があでやかな女性用のお部屋は、全部で7部屋あるそう。もちろんすべて個室です。
まずは写真左下、トレイに置かれている4本のボトルの中からひとつ好きな香りを選びます。この日用意されていたのは、長崎産のゆり、奈良のひのき、小笠原諸島の白檀、静岡のくちなし。いずれも“和”のニュアンスがある、ありそうでなかなかない気品ある香り。とても迷いましたが、女性ホルモン様作用があるという言葉に惹かれてゆりを選びました。ふわりと華やかだけれど、うきうきというよりお着物が着たくなるような雅やかさ。この香りを楽しみながら、ひまわりオイルでマッサージをしていただきます。
写真にあるチベタンベルという鐘はチベットのものだそう。チーーーーーンとかなり長く澄んだ音色で、施術のはじまりに鳴らすもの。これがとても気持ちが真っ白になっていいんです。ちょっと欲しくなりました。
施術はホットストーン→ボディ全身→フェイシャルマッサージ→パック→スリーピングタイムという流れ。ホットストーンはただでさえスパで温まった体の深い部分に、より温かさを集中的に伝えるような印象。ボディのスイナマッサージは、通常のマッサージよりも手の動きが速くて最初少し驚くけれども、どんどん背中の疲れというか、滞っていたものが流れる感じがあって凄いです。“気・血・津液”の循環を促して、むくみや肩こりのない体へ導きつつ、深部の筋肉までほぐして温めるというこのスイナマッサージは、最初説明を受けると「どうかなぁ」と訝ってしまいますが、施術中も施術後も、“ふっ”と体がほぐれて軽くなるような、適度な運動をした後のようなあの感覚は、ちょっと今までに味わったことのない爽快感。実際にこの後、地下鉄などを乗り降りして移動したのだけれども、いつもより階段を上る脚が軽いのにまずびっくり。そして帰ってからの背中の温かさや、翌日の全身の皮膚、特に腿の裏側など、ぴんとハリが出てストッキングをはいた時のように肌がなめらかに引き締まっていて、着替える度、ケアをする度うれしくて思わず触ってしまいます。私は全身の中で一番この腿裏がウィークポイントで、お肉と皮膚の緩みがどうにも諦め気味だっただけに感激です。「やっぱり諦めちゃ駄目よね」と人生何万回めかの反省。
最後のフェイシャルも、今回私は経絡マッサージとパックという短めの内容だったけれど、途中でがまんしきれずに寝てしまいました(笑)。施術が終わって鏡を見たら、顔色が明るくなってぷりぷり。眠気がぱっと吹き飛びました。

個々に仕切られたメイクルームで軽くメイクを済ませ、最後はもちろん、日枝神社を眺めながらゆっくりお茶をいただきます。添えられた打菓子の、このほんのひとくちの甘さがまた気が利いていて文句の付けようがありません。

この日1月8日はとても寒くて、ホテルの池には薄氷が張っていたほど。でも、この後数時間、体はほかほかのままで、頬もチークなしでピンクでした。

ちなみにこのホテル自体も和モダンで、あちらこちらに草月流のアヴァンギャルドな生花があり、しばらくホテル内を眺めてまたリラックス。
私の今回受けた特別メニューのほか、定番のボディメニューは、スイナマッサージプレミアム、アーユルヴェーダプレミアム、シロダーラプレミアムなどのメニューが。フェイシャルはアンチエイジング ピュアレチノールプレミアム、リフティングプレミアムなどなど。特にこちらのスイナは本当に素敵。諦めパーツのある大人の方は特におすすめですよ。殿方もぜひ。
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