本日ひとつめのパンピューリは
こちらをどうぞ。
さてもうひとつはブルガリの新フレグランス、オムニア ガーネット。
会場は青山エシュリオンハウス。
香りのイメージに合わせてオリエンタルなデコレーションがあちこちに。お庭にもセットされていて優雅な演出ですね。
スタッフさんもビンディやサリー風の衣装、シューズなど装いも抜かりありません。
さて商品です。
香りの宝石、オムニアのコレクションからの新しい香りで、今回は情熱的なオレンジ色のマンダリンガーネットをモチーフにしたオムニア ガーネット。
調香師は以前もご紹介したことのある
アルベルト・モリヤス氏。マンダリンガーネットの中でも、特に、葉の形にあしらわれたブルガリのネックレス、Capriccio a Portofinoをモチーフにしたそうで、インドのムガール帝国もこのような葉の形の宝飾品だったそうです。
香りの内訳は、
ヘッドノートが、マンダリン、サフラン。
ハートノートが、インド産チュベローズ、オスマンサス。
ベースノートが、インド産ウッド、アンバー。
エキゾチックではありますが、高貴で硬質で濃厚なシチリアオレンジで、ヨーロッパの風味もふんだんに感じられるトップから、私の大好きなハートノートのチュベローズ×オスマンサス(金木犀)のなんとも離れがたい香りが素敵でうっとり。ラストは静かで優雅な大地のような穏やかさ。大人の余裕。
日が暮れるころの暖かくまったりした空気感で、真夏。「ああ早く8月にならないかなあ」と、夏の大嫌いな私でも思ってしまうほどイメージがぴったりきます。
夏のバカンス。昼間はしっかりと太陽を楽しんで、夕陽が傾きかけたら、ほんのり汗ばみながらアルコール度数高めで甘めのカクテルを「少しまだ早いけど、いただいちゃおう」と脚を組んでサンダルをゆらゆら揺らしながら飲む、のようなね。
私は真夏の太陽は決して浴びないけれど(紫外線が怖いもの)、日が落ちてないのに濃いめのアルコールという贅沢な時間の流れがいい。大事にしたい時間です。
ちなみにこちらがビジュアル。確かにこれくらいシンプルで大きなリングをつけたい気分になります。ジュエリーと香り主役で、メイクやドレスは凝りすぎずに。
ラグジュアリーな香りでファッションはカジュアル、という外し技は結構好きですけれど、こちらに関してはぜひ、エレガントに本物を身につけてドレスアップしたいですね。大人のみなさまはぜひ。若い方々もたまにはうんと背伸びをしてぜひ。
こちらはミニサイズ。手のひらにすっぽり収まるサイズと形がたまりません。
ソープなどもありますよ。
ドリンク私はチャイをいただきました。本場の方がサーブしてくださったのですが、もうこれが美味しいのなんの。スパイスの加減が素敵でした。
スウィーツたちも美味揃い。PRしているブルーベルさんはラデュレもやってらっしゃるというわけでマカロン。個人的にマカロンて本当に当たり外れ多いなと思うけれどラデュレはさすがに美味しいです。
(c)Kirei no Honne tw1994