1992年、フランシス・F・コッポラ監督の映画『ドラキュラ』。ブラム・ストーカーの原作を、CGなどを使わずクラシカルな映像技術で描き出した壮大なゴシックロマン。本日は、当時、このプロモーションのために来日したキアヌ・リーヴスの記者会見に出かけたときの思い出話を。
『ビルとテッド』シリーズとか、『殺したいほどアイ・ラブ・ユー』、『マイ・プライベート・アイダホ』など、キアヌの中でもちょっとお馬鹿系や小汚い感じの役どころが好きだった私は、会見会場に入ってきた彼を見るなり「そんなぁ」とがっくり肩を落としました。とにかくキレイすぎて。すらーっと伸びた長身に驚くほど小さい頭。その顔の作りもしゅっと顎がシャープで鼻筋が完璧なまでに美しく通り、程良く丸みのあるおでこに厚かましくないくらいのセクシーな唇の厚み、私たち日本人にも受け入れやすい目元に、ブルネットの髪もサラサラ。
付け入る隙がないとはまさにこのことで、正面から見ても横から見てもハンサム、とか、美形、とかいう正統派な褒め言葉がぴったりの爽やか青年。まだ若かったせいもあって、質問に受け答えする姿もはにかんだりしながらキラキラ笑顔が妙にまぶしい。会見が進むにつれ彼の魅力に否応無しに引きこまれ、1時間足らずの会見で「綺麗なキアヌも好き」とあっさり白旗を揚げた私。会見終了後に、今はなき“小森のおばちゃま”こと小森和子さんに、お顔をタッチされてもにこやかなキアヌ青年。なんとも和やかで可愛らしい一コマでした。
先日ご紹介したリヴァー・フェニックスとキアヌのツーショットが掲載された雑誌、『cut』を当時、喜々として買い、見開きの写真をどうしても繋げて見たかったので切って真ん中を貼り、
それを部屋にぺたぺたと貼って毎日にたにたしていた当時の私。実はこれ、写真はかのブルース・ウェーバー! どうしてなのか、この素晴らしく貴重なページを切り取って貼って引っ越しで剥がしてその部分がちょっと破けちゃったりしていて。挙げ句にくるくると丸めて保管していたという残念な失態。もう本当に、若い頃の情熱って雑で嫌よね(笑)。
ちなみに。単純な私は『マトリックス』を見たあと猛烈に黒のロングコートが欲しくなり一着購入。一番上の写真はそのコート。今でもすごくたまに着ています。
(c)tw1994
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